徳島県那賀町では香り高い「木頭ゆず」の出荷がピークを迎えています。

 たわわに実った皮の厚い柚子を、ひとつひとつ丁寧に収穫していきます。

 徳島県那賀町の木頭地区で昼夜の寒暖差や夏場に雨が多い気候を活かして栽培される「木頭ゆず」。その香り高さと酸味の強さからさまざまな料理で重宝され、近年はフランスやドイツといった海外の市場でも高い評価を受けています。

 今年は夏の猛暑などで一時は出来が心配されましたが、その後は順調に育ち、例年通りの高い品質をほこる柚子が実ったということです。

 「木頭ゆず」は11月下旬までに約900tの収穫が予定されていて、冬至まで出荷のピークが続くということです。