ひとり親家庭を支える「子ども食堂」がコロナ禍の困難を乗り越え、この春、2年ぶりに再開しました。再開の初日には頑張るお母さんたちを笑顔にしました。
<NPO法人 柏倉子ども食堂「つむぎ」代表 柏倉珠美さん>「みなさん楽しみにしてくださっているようなので、こちらも力が入ります」
浜松市の子ども食堂「つむぎ」です。2年ぶりの再開を前に準備に追われていました。この日、提供するのは地中海料理。社会福祉協議会を通して企業から寄付があり、ホタテやカニなど、高級な食材が揃いました。感染対策に注意しながら、初日は母親たちに喜んでもらおうと考えました。
<柏倉珠美さん>「ひとり親家庭って、お母さんが本当に子育ても家事もお仕事もされていて、それでも子ども優先。今後はお母さんに、ぜひぜひおいしいお料理を食べてもらって、ゆったりとした気持ちになってもらえたら」
新型コロナの影響で子ども食堂が開けなかった2年間、「つむぎ」ではお弁当や日用品を配り、ひとり親家庭を支えてきました。子ども食堂の運営は主に自費で賄われています。ただ、コロナ禍となってからは企業や団体からの寄付が増えているといいます。
<浜松市社会福祉協議会 地域支援課 浅山恵一課長>「いろいろな制限がある中で自分ができることはなんなんだろう、企業としてできることは何なんだろうという部分が形になっているのが、コロナ禍におけるプラスの側面かなと感じています」
<柏倉珠美さん>「これで全員揃いました。つむぎお母さん食堂です」
この日は、あわせて13人の母親が集まりました。
<柏倉珠美さん>「ホタテの和風カルパッチョです」
母親たちは子ども食堂の代表柏倉さんと支援者が作ったラザニアやパスタ、ティラミスなど9品を味わいました。
<ひとり親家庭の母親>「おうちではとにかく時間に追われている。大満足です、ありがたいです」「子どもたちを早く寝かせて夜(自分のご飯を)作るぐらいなので、食事はぜんぜん後回しになります。期待以上でびっくりした」
貴重な時間を過ごした母親たちは子どもたちへのお弁当を持って家路につきました。
<柏倉珠美さん>「すごく喜んでくれたでしょう。やってよかった。だだ食べるためのお弁当を配布することだけじゃないって思うんですよ。子どもが笑顔になればお母さんも笑顔になるし、お母さんが笑顔になれば子どもも笑顔になる。そういう風な場所だったり機会を提供できればいいなと思っています」
子ども食堂「つむぎ」はこれから毎月一回子どもたちに食事を提供します。
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