宮城県柴田町で23日、特産品「雨乞の柚子」の販売会が開かれ、訪れた人たちが旬のユズを買い求めました。

柴田町の船岡城址公園で開かれた販売会では、1袋600グラムから700グラムのユズが500円で販売されたほか、ユズのジャムやパウンドケーキなどの加工品も並びました。

雨乞の柚子は自生するユズの北限とされ、柴田町の雨乞地区で、5軒の農家が生産組合を作って、約400本を栽培しています。
今年は猛暑などの影響で、収穫量は例年の6割ほどにとどまりましたが、香りや味は申し分のないということです。
訪れた人は大きさなどを見定めながら、次々と買い求めていました。

訪れた人「ユズ料理にも興味があって作ってみようかなと、塩焼鳥とかに乗せてみたり」
訪れた人「砂糖漬けにして、料理に主に使う。春先まできちんと保管していれば、食べられる」
雨乞の柚子の収穫は12月下旬まで行われ、加工品は柴田町観光物産交流館で販売されています。















