掛川市内の老舗、丸山製茶グループの「きみくら」は茶専門店やカフェを手掛けています。その「きみくら」の新しい店が4月9日、静岡市葵区の呉服町にオープンしました。今回のクエスチョンはこちら「なぜ、今、老舗お茶専門店が静岡市中心街に進出!?」4月に静岡に来たばかりの私は衝撃を受けました。
<滝澤悠希アナウンサー>「静岡市葵区の中心市街地に来ています。さまざまな飲食店が並ぶこのエリアに今月新たにオープンしたのが、日本茶きみくら静岡呉服町店です」
「日本茶」とあえて店名に名乗る姿勢にお茶には妥協しないという強い意志を感じます。
<滝澤悠希アナウンサー>「お茶だけでなく、急須などの工芸品も売られています。お茶菓子も売られていますし、無料の呈茶スペースもあります。奥に行きますと、あんみつや日本茶が楽しめる茶寮スペースも広がっています」
店内には選りすぐりの日本茶や茶菓子、工芸品などが販売されています。また、お茶を無料で試飲できるスペースやあんみつなどを味わえる茶寮もあります。私も早速いただきました。
<滝澤悠希アナウンサー>「私が全然知らないお茶の世界です。苦いというより甘い。こんなに角のないまろやかなお茶は初めてでカルチャーショックです」
あんみつもいただきます。こちらお茶のシロップをかけて頂くのが特徴です。
<滝澤悠希アナウンサー>「甘さがシロップをかける分、足されているけど、お茶のシロップなので、より甘さが引き締まっている。すごく品がある」
こちらのお店を営むのは創業89年の丸山製茶グループ。本社のある掛川市に出した日本茶専門店やカフェには県外からも客が押し寄せます。なぜ今、静岡市の中心街に進出を決めたのでしょうか?
<日本茶きみくら静岡呉服町店 店長 竹嶋友規さん>「近くに県庁もあるし、昔ながらの商店街が呉服町にはある。多くの幅広い層のお客さんが行き交うとても賑やかな場所だと感じている。昨今ではお茶業界も少し元気がなくなっている。少し心が沈んでいる今だからこそ、素敵な空間でお客さんにおもてなしをしたいと思って、ここにお店を構えることになりました」
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