宮城県塩釜市では23日、伝統行事の初穂曳が行われ、地元でとれた新米や魚などを載せた奉曳車が市内を練り歩き、今年一年の収穫を感謝するとともに、来年の豊作を祈願しました。

塩釜市で行われた初穂曳は、五穀豊穣を願い、新米や魚などを塩釜神社と志波彦神社に奉納する行事で、今年で33回目です。

23日は青空のもと、氏子や地元企業の関係者らおよそ1100人が参加し、威勢のいい掛け声とともに、地場産品を載せた奉曳車を引っ張りました。

参加者「結構、疲れた。声がみんな出ていて良かったと思う」

参加者「結構、面白かった。綱が上下したりして楽しかった。暑くなった。寒かったけど」

奉曳車は、市内1.5キロの道のりを、およそ1時間練り歩き神社に到着。

神前に米や魚を供え、今年一年の収穫に感謝し、来年の豊作を祈願しました。