伊東市の動物園で、冬の風物詩となっているカピバラの露天風呂が22日から始まりました。

カピバラは、温暖な中南米に生息する大型のネズミの仲間です。

その昔、飼育員がお湯を使って掃除をしていたところカピバラが集まり、湯だまりに体を浸けていたことからお湯に喜んで入る事に気づき、カピバラの露天風呂は43年続けられています。

22日の伊豆シャボテン動物公園の気温は13℃。温度40度のお湯の栓が開くとカピバラたちは我先と入り、“湯舟”に浮かべられた地元産の大きな「鬼ユズ」をかじりながら、今シーズン初めてのユズ湯を楽しんでいました。

<来場者>
「僕たちも最近寒いなぁと思い始める時期で、うらやましい」

伊豆シャボテン動物公園の「カピバラの露天風呂」は2026年4月5日まで行われる予定だということです。