国内最大のツルの越冬地・出水平野で22日朝、今シーズン初めてのツルの羽数調査があり、29シーズン連続で1万羽を超える「万羽ヅル」となりました。

出水平野では22日朝、地元の学校の生徒らが今シーズン初めて、飛来したツルの羽数を調査しました。

その結果、ナベヅル1万2267羽、マナヅル949羽、クロヅル7羽など、7種類あわせて1万3229羽のツルが確認されたということです。出水平野で、ツルが1万羽を超える「万羽ヅル」となったのは29シーズン連続です。

(高尾野中学校・ツルクラブ 池上美羽部長)「(今後は)きょうよりも羽数が増えるので、みんなで頑張りたい」

出水平野で冬を越すツルの北帰行は、来年1月下旬に始まるとみられます。