日向市の養鶏場で高病原性の可能性が高い鳥インフルエンザウイルスが確認されました。これを受け、県はニワトリ約4万8000羽の殺処分を始めました。

県によりますと、21日、日向市の養鶏場で「死んだニワトリが増えている」と通報があり、遺伝子検査の結果、高病原性の可能性が高いH5亜型のウイルスが確認されました。これを受け、県は、けさからこの養鶏場のニワトリ約4万8000羽の殺処分を始めました。

この養鶏場の半径10キロ以内には、58の養鶏場で約234万羽のニワトリが飼育されていて、県は、制限区域内の4か所に消毒ポイントを設置し、関係車両の消毒を実施しています。

養鶏場での鳥インフルエンザの発生は県内では今シーズン初めてです。