静岡県は、富士宮市内の山林で採取した野生の毒キノコをシイタケと誤って食べた70代の女性が嘔吐などの症状を訴え、食中毒と診断されたと発表しました。
県によりますと、11月18日に女性の家族が富士宮市内の山林で採取した野生のキノコを翌19日に調理し、女性が食べたところ、約1時間後に嘔吐や腹痛、下痢の症状が現れたということです。女性は医療機関を受診した結果、食中毒と診断されました。女性はすでに回復しています。
キノコは女性の家族がシイタケと誤認して持ち帰ったもので、毒キノコ「ツキヨタケ」でした。
ツキヨタケは夏から秋にかけてブナやイタヤカエデなどの枯れ木に重なり合って発生します。シイタケやムキタケなどと似ているため、誤って食べられることがあり、食後30分~1時間ほどで嘔吐、下痢、腹痛などの消化器系の中毒症状を引き起こします。
県内では11月2日にも、ツキヨタケが原因とみられる食中毒(患者11人)が発生しています。県は「毒キノコの中には人を死に至らしめるほどの強い毒を持っているものもある」として、素人判断で安易に野生のキノコを食べたり、人にあげたり販売したりするのは絶対にやめるよう呼びかけています。
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