靖国神社を模した建物に向かう人物。中国軍が公開したイラストで、高市総理とみられます。台湾有事をめぐる高市総理の国会答弁に対する中国の反発は強まるばかりです。

記者
「中国軍の公式SNSには、高市総理を批判する風刺画が次々と投稿されています」

高市総理の国会答弁に対する反発を続ける中国。国営中央テレビではこんな動画も…

中国中央テレビのSNSより
「高市、高市、騒ぎを起こす人!高市、高市、騒ぎを起こしてばかり。高市、高市、騒ぎを起こすな」

「騒ぎを起こす」という中国語の発音と似ている高市総理の名前をもじり、台湾問題で「騒ぎを起こしている」と非難しているのです。

中国外務省の報道官は、先ほどの記者会見で高市総理の答弁の撤回を改めて求めました。

中国外務省 毛寧 報道官
「日本側が戦略的互恵関係を発展させたいなら、直ちに誤った発言を撤回し、中国との約束を着実に実行すべきだ」

また、こちらも新たな反発でしょうか。香港では、放送が始まったばかりの日本のアニメ「はたらく細胞!!」が突然打ち切りになっています。

こうしたなか、中国メディア「北京日報」が専門家の見解として伝えたのが…

中国メディア「北京日報」(専門家の見解)
「日本はパンダがいなくなる状況に直面するだろう」

SNS上にはこんな声が。

中国のSNS
「日本はパンダをもつ資格がない」
「パンダは(外交の)道具じゃない、国宝だ」

現在日本にいるパンダは上野動物園の2頭のみで、来年2月に返還期限を迎えるなか、「日本にもうすぐパンダがいなくなる」というワードが、一時トレンドランキングで1位になるなど注目されています。