21日午前、北海道長沼町の国道で、走行中の大型トラックから左後ろのダブルタイヤと呼ばれるタイヤ2本が脱落しました。トラックは2日前にタイヤ交換を行ったばかりでした。

事故があったのは、北海道長沼町東2線南美唄の国道274号です。
11月21日午前9時半前、帯広市方向に走行していた大型トラックの左後輪の1本の軸にタイヤ2本が装着するダブルタイヤ2本が脱落しました。
2本のタイヤはそのまま進行方向に約100メートル転がり、1本は歩道上で停止。もう1本は路外まで転がり畑でようやく止まりました。
この脱落したタイヤに巻き込まれた人や車はなく、けが人はいません。

運転していた40代の男性が自ら110番通報し、駆けつけ警察官に対し「時速60キロで走行中、左後部から異音がした後、タイヤが脱落した。鉄など廃材を運んでていたところで路面は乾いていた」と説明したということです。
警察によりますと、トラックは2日前にタイヤ交換をしたばかり、この日、乗車前の点検は行っていなかったということです。
警察は、タイヤの交換後は、定期的にナットの締め付け状態を確認することや、走行中に異変を感じた際にはすぐに停車し、車両点検を行うよう注意を呼びかけています。














