岩手県は生活圏に出没するクマの捕獲体制を強化するため、狩猟免許を持つ人などをガバメントハンターとして採用する準備を進めています。

これは21日に県庁で開かれた県の関係部局長会議で示されたものです。

県内の10月のクマの出没件数は3084件で、現在の統計方法となった2012年度以降、1か月当たりで最多となりました。

こうした中、国が狩猟免許を持つ人を自治体の職員として雇用するガバメントハンターの人件費を支援すると発表したことから、県として早期に採用することを決めました。

2026年春の冬眠明けのクマの捕獲を目指して、制度を検討する考えです。
人数は複数を確保した上で出没や被害の状況などを踏まえて、配置する場所を決めるということです。














