いつのまにかの骨折を防ぐ3つの柱(3)運動
いつのまにか骨折を防ぐための3つの体操をご紹介します。
<(1)背骨を正しい位置へ「背筋ピン体操」>
▼イスに浅く腰かけて骨盤を起こし 背筋を伸ばす
▼両手を肩の高さに上げて ひじを後ろに引き 胸を大きく開き 息を吐きながら5秒止める
▼上記を1日5回 朝・昼・晩行う
※無理のない範囲で行いましょう
背筋をまっすぐにすることで、背骨を正しい位置に戻す効果が期待できるそうです。
<(2)インナーマッスルを鍛える「おなかピタ体操」>
▼息を吐きながら おへそを背中にくっつけるようにへこませる
▼へこませた状態で 手を前であわせ 軽く左右の足上げを10回行う
※無理のない範囲で行いましょう
足上げを行う時は、身体が反らないように要注意。この体操で背筋を維持するためのインナーマッスルを鍛えることができます。一度落ちた骨密度を上げるのは簡単ではないですが、周りの筋肉を鍛えることで天然のコルセットの役割を果たし、弱った骨のサポートをしてくれるそうです。
<(3)刺激で骨の形成を促す「かかとストン体操」>
▼腰に手を当て まっすぐ立ち つま先に体重をかける
▼床を押すようにしてかかとを軽く持ち上げストンと落とす
※無理のない範囲で行いましょう
ストンという刺激が大腿骨や背骨に伝わることで、骨を強くする働きがあると言われています。ふらついてしまう場合は、イスの背もたれなどを持ち転倒を予防しましょう。
(2025年11月23日(日)放送 CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』より)














