ノーベル化学賞の受賞が決定した北川進特別教授が子どもたちに講演を行いました。

 科学に興味がある約150人の子どもたちに講演を行うのは、「金属有機構造体」の開発でノーベル化学賞の受賞が決定した京都大学の北川進特別教授です。

 北川特別教授は科学者を夢見た子ども時代や研究の道に進んだきっかけを話し、子どもたちは熱心に耳を傾けていました。

―――Q研究しているときの睡眠時間は?
 (北川進特別教授)「睡眠時間は5~6時間。体は大事。(研究する)十分、体力を鍛えておいてください」

 今回、会場になった場所は放射光施設「SPring-8」。北川特別教授が有機金属構造体を発見するための実験や研究を重ねてきた場所です。

 (参加した小学生)
 「研究は粘り強くコツコツやらないとできないことがすごくわかりました」
 「自分の好きなことに夢中になって進むことはとてもいいことだと思いました」

 北川特別教授は興味を持ったことを伸ばしていくことが大切だと話していました。