広島県外に出る人が県内に来る人を上回る「転出超過」が4年連続で全国最多となるなか、広島への移住を働きかけるイベントが東京で開かれました。
このイベントは広島県などが主催したものです。県内からは20の市と町が参加して、それぞれの地域の魅力をアピールしました。セミナーでは、数々の移住支援をしてきたキャリアコンサルタントが、「首都圏に比べて通勤時間が短く自分の時間が増える」などと広島で暮らす魅力を伝えていました。
●千葉在住の女性
「広島に旅行で3回行ってるんですけど、すごい素敵な街だなと」
●東京在住の男性
「15分で通勤できるのはいいなあと思った」
全国ワーストの転出超過が続く広島県。こうしたイベントは東京で定期的に続けていますが、今回、より幅広く働きかけようと、イベントの名前を「移住フェア」から「暮らしフェア」に変えたそうです。
●広島県地域力創造課 兼田洋一課長
「ちょっと移住という言葉が重いのかなと思っておりまして、関心の薄い時期からで構いませんので、軽いタッチで広島への移住に向けて考えてもらって相談に来てもらえたら」
担当者は、多くの人に移住先として選んでもらえるよう今後も工夫しながら取り組みたいと話しています。














