フランスのボージョレ地方で作られた毎年恒例のワインが解禁。富山県内の店頭にも並び始めています。
フランス産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」解禁の20日、富山市桜町の布一酒店では、6種類のボージョレ・ヌーボーが並んでいました。

気になる今年の出来は――。
布一酒店 浦真喜子さん
「正直当たり年。飲みました。熟成感もあり、華やかな匂いはそのままで」

本来は待ち遠しいシーズンの到来ですが、店には悩みの種が――。

布一酒店 浦真喜子さん
「お値段がすごく上がっちゃって」
店によりますと、価格帯は3000円から4000円ほど。ここ2~3年で1000円近く値上がりしているということです。

布一酒店 浦真喜子さん「(ウクライナ)戦争が始まったくらいから一気に上がって、円安もどんどん進んでいるので」
円安やウクライナ侵攻などの影響で、価格の高止まりが続くボージョレ・ヌーボー。

市場の縮小も指摘される一方、お店では、庶民的な食事との相性のよさなどをPRしていきたいと話します。
布一酒店 浦真喜子さん
「ソースを使った(料理)、焼きそばとか、たこ焼きとかにすごい合うんですよ。そういうものに合わせて結構本当にカジュアルに楽しんでいただきたい。『きょうだけはボジョレー。3000円くらい払って楽しんでみようかな』って思ってほしい」















