事件の概要~立場の非対等性を背景とした犯行~
塩谷航太被告(26)は中学校常勤講師として勤務していた2024年11月、女子中学生2人に性的暴行を加えるなどした。
女子中学生Aさんに対しては北九州市小倉北区のホテルで性的暴行を加え、さらにその様子を自身のスマートフォンで撮影して保存。
女子中学生Bさんに対しては門司区の店舗駐車場に止めた車の中でわいせつな行為をし、別の日にはホテルで性的暴行を加えた。
塩谷被告は上司等から生徒との距離感について注意を受けていたにもかかわらず、各被害者と個人的に連絡を取り、多数のメッセージをやり取りする中で犯行に及んだ。
福岡地方裁判所小倉支部は2025年7月10日、塩谷被告に懲役6年の判決を言い渡したが、弁護側が「量刑不当」を理由に控訴していた。














