国家安全保障戦略など3文書の改定案に、反撃能力への活用を想定しアメリカ製の巡航ミサイル「トマホーク」の導入が明記されていることが分かりました。

安保関連の3文書についてはきのう、自民・公明両党の実務者が内容について合意に達し、さきほどから自民党の会議で改定案の審議が行われています。

改定案には相手のミサイル発射拠点などを叩く反撃能力の保有が盛り込まれていますが、政府与党関係者への取材で、反撃能力への活用が想定されるアメリカ製の巡航ミサイル「トマホーク」の導入が明記されていることが分かりました。

改定案にはこのほか、サイバー攻撃を未然に防ぐための「能動的サイバー防御」の導入などが盛り込まれていて、16日にも閣議決定される方向です。