「中国政府が日本産水産物の輸入手続きを停止した」という一部報道について、外務省は今夜、「中国政府からそうした連絡を受けた事実はない」とするコメントを発表しました。

外務省によりますと、今月5日、中国による輸入再開が発表された後、第一便となる輸出が行われ、現在も中国側と技術的なやり取りが続いています。

そのうえで、外務省は今夜、「日本産水産物の輸入を停止すると中国政府から連絡を受けたという事実はない」と発表しました。

日本政府は引き続き、現在申請中の輸出関連施設の速やかな再登録を含む輸出の円滑化を中国側に働きかけていくとともに、残された10都県産の水産物の輸入規制の撤廃についても強く求めていくとしています。