大幅に自己ベスト更新 チームメイトと全力を尽くしデフリンピックへ!
(チームメイト)
「踏み切りのベクトル?上に跳び過ぎ?」
陸上部のチームメイトにフォームを確認してもらいながら全力を尽くす日々。そして、その努力が花開くときが訪れました。
(チームメイトと石本さん)
「大幅に記録更新!」
「あれ、普通にうれしかった」
「俺もめっちゃうれしかった」
「毎日練習で300メートル走ってたんですよ。練習終わりにそれが効いてきた」
9月に、自己ベストを約0.1秒更新すると10月には、それをさらに1秒以上更新!【画像⑩】
54秒65は、去年のデフ世界選手権では3位に相当するタイムです。
(チームメイトと石本さん)
「友達が、だって世界大会ですよ!表彰台に乗ってほしい」
「メダル…触りたい」
「俺もだよ!」「かじりたい」「お前らはだめやけどな」「みんなでかじるわ」「走り終わって満足そうな顔が見られたらなんでもいい」
デフリンピック前、最後の記録会には、一緒に練習を続けてきたチームメイトとスタートラインにつきました。
(石本選手)
「ただスタートして誰よりも速くゴールするそれだけなんで」
「そこに”聴覚障害だから”という要素は入ってこないかな」
走り込みの成果もあり後半大きく伸ばした石本選手。54秒台のセカンドベストを記録。世界への挑戦を前に強くなった自分を証明しました。【画像⑪】
(石本選手)
「自分がベストをだして周りの人が喜んでくれる」「きょう何があっても後悔しない日々を毎日送れている」「”僕がいる”と示したいし存在意義を見つけたい」「世界一の男になってみんなにかっこいいところを見せられたら」














