国の研究機構が開発し品種登録した“高級ブドウ”「シャインマスカット」の苗を無許可で販売したなどとして、女性が警視庁に書類送検されました。

書類送検されたのは茨城県の無職の54歳の女性で、「シャインマスカット」の苗を開発者である農研機構の許可なく、フリマサイトに出品し、2人に販売した疑いがもたれています。

警視庁によりますと、女性はホームセンターで苗を購入し、自宅の畑で苗を増やしていて、フリマサイトでこれまでに12株、あわせて3万円ほどを売り上げていたとみられています。

任意の調べに対し、女性は「植えたらつるが成長して、売ればお金になり、コンビニで好きなお菓子を買っていた」などと話しているということです。

警視庁は、女性の販売先から海外に流出していないかなどを詳しく調べる方針です。