公費解体などが進む能登で美しい風景を残したいと石川高専の学生たちが立ち上がりました。

「間垣」作りを通して住民たちとの絆を深める学生たちの取り組みを取材しました。

冬の厳しい海風や吹雪、波しぶきなどから暮らしや家を守る「間垣」。
竹の「しなり」を利用することで、適度に風を通す一方、間垣の内側は驚くほど静かです。

輪島市の「間垣」は、県の重要文化的景観に認定されていて、志賀町の一部の地域でも間垣が見られます。

志賀町赤崎。

外浦に面するこの地域でも50年前まで間垣を使っていました。
住民「僕の子どもの頃はもうほとんど間垣だった。今の輪島市大沢のとこあの辺みたいに。この海岸べりはみんなね」
「みんなブロック塀にして、でも地震でブロック塀は私んちもだけど壊れて、間垣良いなぁと思うけど、人手がない」














