青森県警の警察官が神奈川県の「手話駐在所」を視察しました。2026年の「あおもり障スポ」に向けて『手話交番』の設置を検討していて、現状を確認しました。

デフアスリートにとって欠かせない手話。
青森県警は、この手話ができる警察官を、2026年の「あおもり障スポ」の競技会場に配置することを検討しています。

そのために17日は、青森県警の警察官が神奈川県の「手話駐在所」を視察しました。手話通訳士の資格がある警察官から、実際の相談内容などを聴くなどして、お互いの理解を深めていました。

瀬谷警察署 北新駐在所 田川孝詞さん
「手話に関しては各都道府県、運用の仕方がまちまちです。瀬谷区内での事案であれば対応できるが、他の所から急な派遣依頼があっても、なかなか対応ができないという部分では、青森は進んでいるのではないか」

青森県警 手話通訳官 黒滝和代さん
「ろう者が交番や駐在所に来たさいの対応方法が、まだまだ青森県警では構築されていない。その取り組みについて、これから考えていければ」

青森県警は障スポを見据え、手話のできる職員の育成に取り組んでいます。