■相次ぐロシアのドローン攻撃 電力施設を狙う理由は?

防衛研究所 高橋杉雄 室長
「ロシアがようやく効果的な“爆撃目標”を見つけ出したんだなという感じですね。戦意を喪失するにはいたっていませんけども、非常にウクライナ側の、ある種パワーを消耗させることができている」

またドローンで攻撃することのメリットも。

防衛研究所 高橋杉雄 室長
ドローンは巡航ミサイルに比べて“圧倒的に安い”。例えば変電所みたいに、ある種燃えやすいところに“火をつけるためのライター”として、ドローンは多用されやすい兵器。発電所や変電所は、復旧してもまた攻撃されますから、小型の発電機を多数援助して、攻撃しにくい形で電力を復旧させていくみたいなことが必要になる」