北海道の根室港では、16日からサンマの大群が押し寄せ、岸壁には大勢の釣り人が訪れています。

サンマを釣る人たち(17日 北海道根室港)
次々と釣れるサンマ(17日 北海道根室港)

釣り糸を垂らすと、次々とサンマが釣れます。3匹のサンマが一気にかかった釣りざおも。

バケツにはサンマがどっさり、大漁です。

「50匹は釣っている」「何匹釣ったかわからない」という釣り人もいて、岸壁は大にぎわいです。

根室市や漁協は「港でのサンマの入れ食い状態は近年では聞いたことがない」と話していて、この大漁がいつまで続くのかもわからないということです。

道総研釧路水産試験場によりますと、サンマは通常水温10~20℃程度を好むといわれていますが、今回は東側から来た冷たい海流に、オホーツク海のサンマの群れが追われ、根室沿岸にやって来たのではないかと話しています。