15日午後、高知市にある高知県営住宅の一室で、ベランダやカーテンなどを焼く火事がありました。この火事によるけが人はいません。
火事があったのは、高知市八反町にある高知県営住宅の一室です。警察によりますと15日午後3時半ごろ、県営住宅の別棟の住民が火事に気付き「炎が見える」と消防に通報しました。
火は約30分後に消し止められましたが、部屋のベランダやカーテン、じゅうたんの一部などを焼いたほか、隣の部屋のベランダの一部も焼きました。(焼損面積約19.2平方メートル)
部屋には84歳女性が息子と娘の計3人で暮らしていて、出火当時、女性は娘と部屋にいましたが、避難したためけがはありませんでした。
警察によりますと、息子は外出していたものの、出火前にベランダでタバコを吸い、吸い殻をビニール袋に入れていたということです。
火事を目撃した視聴者は「煙臭いと思っていたら、火災報知機が鳴り始めて部屋から煙と火が出ていた。怖かったです」と話していました。警察が詳しい火事の原因を調べています。














