「600頭を避難させる場所は確保できない」 馬主や調教師が指摘

14日に開かれた経営評価委員会では、今後の安全対策について協議されました。

県の担当者は、馬主や調教師から「600頭全てを避難させる場所は確保できない」「避難より浸水防止対策を強化できないか」といった意見が寄せられたと報告しました。

その上で、避難先となりうる牧場や運ぶための車の手配、今後建て替えを行う宿舎の床面のかさ上げなどをポイントに、安全確保対策を年内に取りまとめる考えを示しました。

2026年11月には5年ぶり3回目となるダート競馬の祭典・JBC競走の開催が予定されていて、県では安全を前提に新規ファンの獲得に努めたいとしています。