来年度に向けた愛媛県の公立学校の教員採用試験の倍率が、初めて2倍を切ったことが愛媛県教育委員会のまとめでわかりました。

 県教委によりますと、来年度に向けた公立学校の教員採用試験は、前期・後期あわせて882人が受験し、469人が合格しました。受験者の数は過去最低で、倍率も1.9倍と初めて2倍を切りました。
 県教委では、来年度から伊予高校と小松高校に教員養成コースを設置するなど、引き続き人材確保に努める方針です。
 一方、発達障害などで特別な支援が必要な生徒を対象にした「通級による指導」が、再来年度、2027年度から宇和高校でも始まります。これにより「通級による指導」は、県内8つの地域全てで行われることになります。