モミジが色づき始めた松山城二之丸史跡庭園の夜を彩る恒例のライトアップイベントが14日から始まります。

 毎年、紅葉のシーズンにあわせて開催されているライトアップイベント、「二之丸光の庭園」。愛媛県松山市の松山城二之丸史跡庭園では13日夜、試験点灯が行なわれ、庭園のモミジが温かい光に包まれました。

 園内には1万3000個のLED電球を使ったイルミネーションが飾られているほか、池に浮かぶ色とりどりのLEDボールが幻想的な雰囲気を演出しています。このイベントは2013年に二之丸史跡庭園が「恋人の聖地」に選ばれたことを記念して始まりました。

 今年は夏の猛暑などの影響でモミジの色づきはまだ3割程度に留まっていますが、赤と緑の葉が入り混じったコントラストを楽しむことができます。

 このイベントは、14日と来月7日までの土日・祝日の午後5時から9時まで開かれています。

 今年は、初めての取り組みとして、15日から抹茶席が設けられ、お茶やお菓子を味わいながら紅葉を楽しむことができます。