秋の岩手大会を高い打撃力で制した花巻東は、勢いそのままに東北大会でも打ち勝って決勝に進出。

決勝では青森第1代表・八戸学院光星に3対2で競り勝ち、4年ぶり秋の東北大会優勝。
目標としていた明治神宮大会出場を決めました。

チームの打線の中心となるのは主将で4番の古城大翔選手。

主砲の最大の持ち味は・・・
身長180センチ・体重94キロの恵まれた体格から放たれる長打力です。

しかし、明治神宮大会に向けては基本を一から徹底して見直し、センター返しを意識しています。

(古城大翔主将)
「引っ張りにかかってしまうと自分が思っているフォームとはかけ離れてしまうので、いかに基礎基本でセンター方向を意識していけるかというのは自分の中では意識しているので」

その背景にあるのは、秋の東北大会で浮き彫りとなった「残塁の多さ」です。
大会を通してチーム打率は2割9分2厘を誇りますが、東北大会の決勝・八戸学院光星では残塁が14と攻撃のつながりを欠きました。

古城主将もチャンスであと一本が出なかったと振り返ります。

(古城大翔主将)
「なかなか赤間・萬谷に頼りっぱなしで、自分も結果は出せずにすごく悔いの残った大会だなというのはあるんですけど、まだ神宮大会が残っているのでそこで何かチームに貢献できるように、救えるようなプレーができたらと思います」














