万博閉幕から1か月。パビリオンの解体工事が進む会場跡地が公開されました。

 大阪・関西万博は、11月13日で閉幕から1か月。大屋根リングから見える景色はあのにぎやかだった姿が嘘のようです。“万博の華”ともいわれたパビリオンは、着々と解体工事が進んでいました。

 「電気事業連合会」が出展していた電力館。現在の様子はというと、外観は当時のままですが、撤去された資材が周りを埋め尽くしていました。電力館では展示内容に連動して光ったり振動したりする「タマゴ型デバイス」とともに館内をめぐり、最先端の電気エネルギー技術を学ぶことができましたが、すでに展示機器は全て撤去され、内装を解体している真っ最中でした。

 そして、東ゲートには誰も来ることがなくなった今もミャクミャクが待っていました。大阪府と市が手掛けた「大阪ヘルスケアパビリオン」。会期中は人間洗濯機などが置かれていましたが、今は展示物が搬出され、外側だけが残っている状態に。

 ((公社)大阪パビリオン 福田篤弘建築課長)「(Q解体作業はやはりさびしい?)そうですね。さびしいというか、万博が終わったなぁとはやっぱり感じます」

 解体作業は計画通りに進んでいるということです。