千葉県浦安市の宿泊施設で面識のある女性の客室に侵入しわいせつな行為をした疑いで、奥州市の市立学校に勤務する53歳の教員の男が13日、再逮捕されました。

住居侵入と不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、一関市真柴の教員で奥州市の市立学校に勤務する佐々木智仁容疑者(53)です。

警察によりますと佐々木容疑者は今年9月上旬、千葉県浦安市の宿泊施設で面識のある女性2人が泊まる客室に正当な理由なく侵入し、2人に対しわいせつな行為をした疑いが持たれています。当時佐々木容疑者は勤務中だったということで、警察の調べに対し容疑を否認しています。

佐々木容疑者は今年9月上旬に千葉県浦安市のホテルで面識のある女性の部屋に侵入した住居侵入の疑いで10月23日にも逮捕されていて、今回が2度目の逮捕です。1回目の逮捕の際に佐々木容疑者は、警察の調べに対して容疑をおおむね認めていました。

今回の事案を受けて奥州市教育委員会は14日、佐々木容疑者が勤務する学校で説明会を行う他、県教育委員会にスクールカウンセラーの派遣を要請し子どもたちの心のケアに取り組むことにしています。高橋勝教育長は、「極めて遺憾で改めて深くお詫び申し上げる。信頼の回復に向けて最大限の努力を続け、再発防止に努める」とコメントしています。