日本赤十字社の九州・沖縄8県の支部大会が鹿児島市で開かれ、名誉副総裁の三笠宮寬仁親王妃信子さまが出席されました。

「九州八県赤十字大会」は、毎年、九州各県の持ちまわりで開かれていて、鹿児島では10年ぶりの開催です。

およそ1200人が出席し、三笠宮寬仁親王妃信子さまが、赤十字事業に貢献した個人や団体に表彰状などを手渡されました。

(三笠宮寬仁親王妃 信子さま)「我が国を襲う自然災害が、激甚化、頻発化する中、災害に備えた取り組みを実施されていると伺っている。最前線で人道的な活動を続けられるのは、皆さまのお力によるものと感謝申し上げます」

信子さまはこのあと、会場で披露された天孫降臨霧島九面太鼓保存会の演奏を観覧されました。

大会では、「相次ぐ自然災害、世界各地で頻発する人道危機など激動する情勢の中、赤十字精神を持って行動する」との大会宣言を採択しました。