地下鉄天神駅の東側にある「水鏡天満宮」一帯の再開発計画が浮上しました。背景にはあるのは、福岡市が進める「天神ビッグバン」です。高さ制限などの優遇措置を受けるには、事業主は12月中に計画案を提出しなければなりません。福岡市中心部の再開発をめぐって今“駆け込み申請”が相次いでいます。
◆優遇期限をにらみ地権者が「勉強会」

再開発が検討されているのは、天神の地名の由来となった「水鏡天満宮」を含む、地下鉄・天神駅の東側のエリアです。関係者によりますと、地権者が集まってまちづくりに関する勉強会を開くなどし、再開発に向けた協議を続けているということです。

高さ制限の緩和などの優遇を受けることができる「天神ビッグバン」。2026年末までに完成するビルが対象ですが、福岡市は複数街区にまたがる段階的・連鎖的な再開発は、個別に判断することにしています。その「個別判断」の対象になる計画の提出期限が今月末に迫ったため、駆け込み申請が相次いでいるのです。














