仙台市が、市内の3つの保育施設に対し、返還が義務付けられている補助金およそ1450万円を請求していなかったことがわかりました。

仙台市が請求していなかったのは3つの「小規模保育施設」に対する補助金の一部あわせておよそ1450万円です。この補助金は、3歳未満の子どもが対象の「小規模保育施設」に建物の改修や整備を行う際に県から市を通し交付されますが、運営が別の事業者に移る場合などに一部を返還することが法で定められています。しかし、返還義務があった3施設に対し、市が誤って請求していなかったということです。原因について市は、担当者の法令認識が甘く事業者にも説明をしていなかったためとしています。市は今後、県などと協議したうえで、この3つの事業者に補助金を返還するよう求めるということです。