5人の“侍”が新たにメジャー挑戦へ
高柳キャスター:
そして、新たにメジャーに向けて5人の“侍”が挑戦を表明しました。
メジャーリーグでは13人の選手がメジャーに挑戦していて、さらに5人が加わるわけですが、ポスティングシステムでメジャーへ挑戦を表明しているのはこの4人です。
そして現在、メディアなどは契約年数などの予想を出しています。

▼西武ライオンズ 今井達也 投手(27)
2024年:最多三振奪取投手賞
予想:8年契約 約294億円
▼西武ライオンズ 高橋光成 投手(28)
2024年:プロ野球通算1000投球回達成
▼ヤクルトスワローズ 村上宗隆 選手(25)
2022年:史上最年少三冠王
予想:8年契約 約284億円
▼読売ジャイアンツ 岡本和真 選手(29)
2020年~2021年、2023年:最多本塁打者賞
予想:3年契約 約56億円
笹田幸嗣さん:
これはやはり、野茂さんから始まった31年間の歴史の評価です。その上で、最近の大谷選手、山本投手の大活躍。そういった意味で、日本の選手がさらにまたホットな状況になっています。
高柳キャスター:
中でも、特に注目の選手は誰でしょうか。
笹田幸嗣さん:
アメリカでは今、今井投手、村上選手がトップランクとして名前が挙がっていますが、実はじわじわと岡本選手の評価が上がっているんですね。
それは何かといいますと、岡本選手は今29歳なんですが、村上選手よりウィークポイントが少ないと言われています。
確かに村上選手はすごいんですが、三振が多く、高めの速い球が打てないということがアメリカでも有名な話なんです。
ところが、岡本選手はそういった穴が少ない、なおかつお安くなってるんです。なぜかというと、4つの年齢差があるからです。25歳だから8年、29歳だから3年。でも考えてみたら、33歳~34歳までの契約なわけです。
そういう点でいうと、岡本選手のほうがリスクが少ないので、今非常にじわじわと人気が上がっています。

高柳キャスター:
そして、ヤクルトスワローズの村上選手について、MLB公式サイトの記事によりますと、「あるスカウトが、村上は正真正銘の力を持っていると評した」「純粋なパワーヒッターとしては松井秀喜以来、初めてとなる」と高く評価されているということです。
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<プロフィール>
笹田幸嗣さん
メジャーリーグ取材歴31年
日本人全メジャーリーガーを取材














