きょう12日からの2週間は「女性に対する暴力をなくす運動」期間です。鹿児島市では、暴力防止を呼びかける街頭活動が行われました。
鹿児島市のアミュ広場前では、県や国際ソロプチミストなどが、配偶者からの暴力や性犯罪、セクハラなどで悩んでいる女性が相談できる窓口の連絡先などが入った袋を配りました。運動のシンボルカラーの紫色の風船も手渡していました。
県によりますと、電話や対面による女性への暴力などの相談件数は年々増加していて、昨年は2523件と、前年度より300件余り多くなっています。また最近では暴力に加え、無視し続けるなど複合的な被害が増えているということです。
(県男女共同参画センター・川越かおる課長)「暴力を振るわれていい人間はいないから、悩んでいる方はまずは電話で相談してほしい」
今月12日と25日は、アミュプラザ鹿児島の観覧車「アミュラン」も紫色にライトアップされ、女性への暴力防止を呼びかけます。
県の相談窓口の電話番号は、099‐221-6630です。無料で相談できます。














