12日朝、岩手県八幡平市で自宅近くを散歩していた50代の男性がクマに襲われ、けがをしました。意識はあり会話は可能だということです。

警察によりますと、12日午前6時15分ごろ、八幡平市野駄の自宅近くを飼い犬と散歩していた会社員の50代の男性が、向かってきたクマ1頭に襲われました。
頭を爪で引っかかれ出血したほか、腕や足にもけがをしたということです。
男性は自力で帰宅したあと男性の妻が消防に通報し、矢巾町内の病院に運ばれ治療を受けています。
搬送時意識はあり会話は可能で、飼い犬も無事だということです。

男性を襲ったクマは成獣で、その場から立ち去っています。
現場は東北自動車道松尾八幡平インターチェンジから南西に約2キロの田園地帯です。