今年8月、四国汽船の旅客船「サンダーバード」が定員80人のところ大人80人と子ども5人を載せて宮浦港から高松港まで運航していたなどとして、四国運輸局は四国汽船に対し輸送の安全確保を命令する行政処分を行いました。

会社から報告を受けた運輸局が立ち入り検査を実施したところ、ほかにも経営トップが安全マネジメントを適切に行っていなかったなど9件の違反を確認したということで、運輸局は、改善策を12月10日までに文書で報告するよう求めています。