聴覚に障害がある人が出場する4年に1度の国際大会・「デフリンピック」が今週末から始まります。陸上競技の走り高跳びに出場する佐藤秀祐選手(21)の壮行会が岡山市内で開かれました。

(佐藤秀祐選手)
「デフリンピックでは1センチでも高く跳んで、メダルを取れるように頑張ります」

力強く抱負を述べたのは岡山市出身で平林金属・陸上競技部の佐藤秀祐選手です。佐藤選手は、身長183センチ。走り高跳びの自己ベストは1メートル95センチです。デフリンピックの最終選考会を兼ねた今年5月の日本選手権で2連覇を果たし、初めてのデフ日本代表に選出。

壮行会では、平林金属の社員約50人が、佐藤選手にエールを送りました。

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(佐藤秀祐選手)
「たくせんの人に応援に来ていただいているので、自分らしく力強い跳躍を皆さんに見せたいです」

デフリンピック陸上競技・走り高跳びは11月18日に、東京で行われます。

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