東日本大震災の発生から11年9か月を迎えた11日、震災の年に岩手県大槌町で結成されたフラダンスのグループが公演を行いました。踊りに込めたのは被災を乗り越えてフランダンスで語り継ぐ「感謝の心」です。

 11日夜、大槌町で優雅なフラダンスを披露したのは、2011年に結成されたフラダンスチーム「マカナアロハ」のメンバーです。現在、練習に励むメンバー30人の多くが震災で被災しました。

震災の津波で夫を亡くした阿部民代さん
「震災から11年が経ちました。いろいろ思い出すこともいっぱいありますけど、フラダンスを習って、踊って、みんなと笑いながら話をしてきょうまで至っています」