札幌市中央区の円山エリアでヒグマの目撃が相次いでいることを受け、札幌市は、円山公園を11日から全面閉鎖しています。

11日午前0時半ごろ、円山動物園に設置されたカメラで撮影された画像には、小屋に近づく1頭のヒグマが映っていました。その後、窓枠によじ登る様子も見られます。

園内では9日、ヒグマの足跡も確認されています。

また、動物園に近い住宅街では、11日朝、約幅10センチのヒグマの足跡が見つかりました。

中央区の北海道神宮や円山公園など約半径700メートルのエリアでは、ヒグマの出没や痕跡が相次いでいます。

こうした中、札幌市は異例の決定をします。

青山凌太郎記者
「北海道神宮でのクマの出没を受け、円山公園は11日から2週間全面閉鎖となりました」

札幌市民
「クマが出る以上、こうやって閉鎖になるのはのは仕方ない」

札幌市は11日、円山公園の出入口と屋外のトイレを全面閉鎖すると発表しました。

期間は11日から安全が確認されるまでの2週間を予定しています。