宮崎県新富町では、高校生が建設現場の作業を体験し、建設業の魅力を感じました。

これは、大阪府に本社を置く竹中工務店が中心となって県内の建設業者とともに行ったもので、宮崎工業高校と日向工業高校の建築科の2年生あわせておよそ60人が参加しました。

新富町の建設現場に訪れた生徒たちは、職人から指導を受けながら塗装作業などを体験しました。

(日向工業高校建築科2年 金丸怜生さん)
「(職人の技)すごいの一言です。自分もそのくらい上手くなりたいなと思いました」
(宮崎工業高校建築科2年 海汐千幸さん)
「設計士を目指していたんですけど、こういう体験をして、選択肢の幅が広がりました」

建設業界で職人の高齢化や人手不足が大きな課題となる中、主催者はこうした活動を通して担い手の確保につなげたいとしています。