なぜ早期流行?

今流行しているインフルエンザは「A型」です。
毎年流行期があり、急激な発熱と激しい症状が特徴です。
今年は咽頭痛から始まる症例が多く、咳・吐き気・おう吐・下痢・腹痛の頻度が高くなっています。
伊藤院長によると、昨シーズンにあまり流行しなかった「A香港型」の割合が多く、集団免疫が落ちているのでしばらく感染者の増加が続くのではないかということです。
また、早期流行のきっかけとして、
◆猛暑の影響 暑さはストレスになるので、免疫力が低下した
◆今年は国際交流の機会が多く、海外からウイルスが流入
◆ワクチン接種が進む前に拡大してしまった
等を挙げています。
恵俊彰:
ワクチンを1回打ったお子さんがインフルエンザにかかった場合、もう今シーズンは大丈夫なんですか?
伊藤博道院長:
今年は早めの流行なので、1回かかってもまた抗体価が落ちてくる可能性と、A型の中にも複数の型がありますしB型もありますので、まだ2回目、場合によっては3回目もかかる可能性があります。
12歳以下は2回接種が必要なので、2〜3週間経って回復してから2回目のワクチンを打つことをおすすめします。














