パリオリンピック柔道・金メダリスト角田夏実さんが10日、山口県田布施町の中学校で特別授業を行い、読書の楽しさを伝えました。

田布施中学校で授業を行ったのは、パリオリンピック柔道48キロ級の金メダリスト 角田夏実さんです。田布施町では読書活動の推進のため、著名人らが選んだ本を紹介する冊子「はたちの20冊」を二十歳の集いで配布しています。角田さんが本の選者の一人であることから、今回特別授業の講師に招きました。

角田夏実さん
「本を読む世界に入ることで、ちょっとだけ現実逃避ができる、そんなよさがあるかな。人生の先輩だと思って本を読んでみるといいかなと思います」

角田さんは「夢をかなえるゾウ」や「羅生門・鼻」などのおすすめの本を7冊を紹介し、読書の楽しさを伝えました。

生徒
「角田さんのお気に入りの本が夢をかなえる系で、私がまだ将来の夢が決まっていないので、そういう本を読んでみたいなと思いました」
別の生徒
「角田さんは推理系が好きだとおっしゃっていたけど、自分は読んだことがないので一度読んでみたいです」

講演の後には角田さんが柔道部の生徒に練習方法や技のかけ方などのアドバイスもしていました。