高級リンゴとして知られる江刺りんご「サンふじ」の初競りが盛岡市で行われ、最高ランクの「特選」は1箱100万円で競り落とされました。

色艶が鮮やかで濃厚な甘みと蜜入りが特徴の「サンふじ」。
2025年は夏場の渇水に加え、クマやヒヨドリなどによる食害にも悩まされましたが、糖度・蜜入りともに上々ということです。

11日は300箱が競りにかけられ、最高ランクの「特選」1箱28玉入りは2024年と同じ100万円で落札されました。

(特選を落札したベジフル姫神 中野健一さん)
「生産者さんが猛暑と今年に関しては渇水ですね。それに応えるためにも100万円という額で落札させていただきました」

落札されたリンゴは15日から岩手県滝沢市の土日ジャンボ市で展示・販売されるということです。

JA江刺は今シーズン、8万5000ケースの「サンふじ」の出荷を見込んでいます。