不信任賛成派も「だらしない議会に皆怒りあっただろう」と神妙

古謝市長のセクハラ問題を追及し続けてきた宮城尚子さんは当選の喜びよりもまず、議会の責任に言及しました。

▼宮城尚子氏
「私に頂いた票はやはり被害者の皆さんに賛同している票、被害者の勇気をたたえる票と受け止めております」「市長を責める声はもちろんですけど、議会がしっかりしていればこういう結果にならなかったという意味では、議会の不作為、だらしない議会に対して皆さまの怒りもあっただろうなと思っています」

これまで市長を支えてきた与党の立場ながらも、4度目で可決された不信任決議案の提出を主導した候補者たちからは複雑な声が聞かれました。

▼前議長・中村直哉氏
「実際に被害を訴える職員がいて、彼女たちが仕事を辞めざるを得ない、休まざるを得ない、今なお苦しんでいる、そこをなんとか解決したいということで、9月議会で可決になったが」「解決が2か月くらい遅れたのは、職員に対して申し訳なく思っています」