e-Taxを利用して虚偽の申告をし、還付金をだまし取る手口の広域詐欺事件で、1人の男が再逮捕され、新たに熊本県の会社員の男と神奈川県の塗装工の男の2人が逮捕されました。
再逮捕されたのは住所不定の自営業の男(40)で、新たに逮捕されたのは熊本県の会社員の男(26)と神奈川県の塗装工の男(33)です。
高知県警の調べによりますと、3人は2024年8月から10月までの間、神奈川県の税務署に対し、国税電子申告・納税システム=e-Tax(イータックス)を利用して、虚偽の内容を記載した所得税などの申告書を提出し、還付金およそ277万円をだまし取った疑いが持たれています。
神奈川県の塗装業の男が、確定申告の名義人で、還付金はその男の口座に振り込まれていたということです。
県警は捜査に支障があるとして3人の認否を明らかにしていません。一連の詐欺事件ではこれまでに20人が逮捕されていて、被害金額はおよそ2520万円にのぼっています。














