バレーボールSVリーグ女子のアランマーレ山形は、きのう、おとといとホーム天童市で岡山シーガルズと対戦しました。新人が躍動する白熱した試合をたっぷりお届けします。
攻撃の要、アウトサイドヒッターのドンポーンシンポ―が欠場中のアランマーレ。
おとといの試合では、その穴を埋めるかのように吉村やアチャラポーンが得点を決め、第2セット第3セットとデュースに持ち込むものの、ストレートで岡山に敗れました。
ここまで勝利なし。現在リーグ最下位で後がありません。
石盛めるも選手
「きょうこそ笑って勝利のアランマーレコールするぞ!」
第1セット序盤は岡山のスピードのある攻撃に苦しみますが、吉村やアチャラポーンが得点を重ね、同点で迎えた試合終盤、ピンチサーバーの柳沢で流れを引き寄せます。
一進一退の攻防が続き、ついに24対24のデュースに持ち込みます。
ここでウィモンラットがサービスエースを決めセットポイントを握ると、最後は吉村が長いラリーを決め、26対24で7試合ぶりにセットを奪います。
続く第2セット。一時、4対10と岡山にリードされ引き離される展開となりますが、ここで山形市出身のルーキー・小川が途中出場。スパイクとブロックで4連続ポイントに貢献し試合の流れを引き寄せます。
それに応じるかのように新人・若泉が、このセットだけで8本のスパイクを決める大活躍!連続でセットを奪います。
勢いに乗ったアランマーレ。第3セットは25対14と圧倒しストレート勝ち。前日の雪辱を果たす、10試合目で掴んだ待望の今シーズン初勝利です。
アランマーレ山形 小川真央 選手「口から心臓が出そうなくらい緊張していたチームの雰囲気を下げないように盛り上げるように意識」
この日、単独で22得点をあげた若泉選手は、リードされる展開の中で県出身・小川選手の起用がチームに冷静さをもたらしたと話します。
アランマーレ山形 若泉佳穂 選手「すごく自分の良さを出してくれて、コースも幅広くブロックの位置も良かった。私個人も外からみる時間があったことで改めてコートの穴やブロックの位置自分のやるべきことを整理できて中に戻ることができた」
まずは今季初の一勝をもぎ取ったアランマーレ。勢いにのったまま、次は15日にホームで群馬と対戦します。














