9日夜、札幌市西区で酒気を帯びて正常な運転ができないおそれがある状態で車を運転したとして、49歳の会社員の男が逮捕されました。

酒酔い運転の疑いで逮捕されたのは、札幌市に住む会社員の49歳の男です。

男は9日午後9時半ごろ、札幌市西区山の手3条1丁目の交差点で、酒気を帯びて、アルコールの影響によって正常な運転ができないおそれがある状態で、軽乗用車を運転した疑いが持たれています。

警察によりますと、当時、男が運転する軽乗用車が交差点で歩行者をはねて、事故を目撃した人が近くの交番に通報しました。

現場に駆け付けた警察官が、男から酒の臭いがすることに気が付き、呼気検査を実施。

男の呼気から基準値の6倍以上のアルコールが検出されたということです。

はねられた歩行者は軽傷です。

警察の取り調べに対し、49歳の会社員の男は「お酒を口にしたのは、けさのことなので、体内にアルコールが残っているのは納得できない」と容疑を一部否認しています。

警察は、男がいつ、どこで、どれくらい酒を飲んだのかなどを調べています。